ZEHって

こんにちは。

滋賀県で家づくりのための情報収集中、楓(かえで)です。このブログには、情報収集した事や考えた事、家づくりの過程などを書いています。

今日は、「ZEHって?」について書きたいと思います。

読み方はゼッチ。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。ZEHとは、簡単に言うと、「超高断熱で省エネルギーな建物と太陽光発電によって、1年間トータルで見ると消費エネルギーが実質ゼロになる家」という感じで理解しました。「ネット」がつくのは、使うエネルギーがゼロというわけではなく、1年を通じて見ると、その家で使うエネルギーを太陽光発電でまかなうことができる、正味ゼロエネルギー、という意味だと思われます。ですので、ZEH仕様にこだわる場合は、太陽光発電は必須ということになりますね。太陽光発電は非常にコストがかかるイメージがありましたが、補助金がある場合もあるようですね。住宅会社に相談してぜひ検討したいです。ZEH仕様というと注文住宅がメインですが、建売でZEH仕様を扱っている住宅会社もあるようです。

ZEH仕様にすると、床暖房などの設備は不要になり、少ないエアコンで家全体(洗面所、トイレや廊下でも)快適な温度になり光熱費も安くなります。ちなみに、さらにグレードの高い断熱基準である、HEAT20G2の断熱性能でしたら、寝る前に暖房を切っても朝まで16度前後を保つことが可能だそうです。私もそうですが、特に妻は非常に寒がりなので、真冬の朝起きた時に部屋が寒くないのは嬉しいです。また、バスルームや洗面所、トイレも寒くないというのは入浴の際はもちろん、洗濯や掃除などの家事をする際にも有難いです。

また、住宅を資産という側面でみた場合には、ZEHやHEAT20などの高い性能は、今後かなり重要なるかもしれません。これから社会の価値観は、脱炭素・サスティナブル・自然との共生という方向へ向かっていくことが予想されるので、よい家の基準は、省エネな家、耐震性や耐久性のある家(長期優良住宅)ということになっていくのではないかと思います。今、住宅ローンや資金計画についても検討していますが、家を買うというのは、ある意味大きな投資ですので、20年後30年後に見ても価値と魅力のある建物にしていきたいです。(資産価値を考えると、立地も大事なので住宅土地の探し方についても今後書いていきます。)

断熱性能というとどんな断熱材を使うのかも気になるところですが、先日、住宅会社の方に聞いたところ、実際はどんな断熱材を使うのかよりも、施工方法とどうエビデンスを取るのか?が一番大切なことだそうです。また、高断熱の住まいでも、気密性(建物全体の隙間の大きさ)がよくなければ性能を発揮出来ないということで、気密測定を実際にすることが大事だという話でした。次回は、完成見学会について書きます。