V2Hって

こんにちは。

滋賀県で家づくりのための情報収集中、楓(かえで)です。このブログには、情報収集した事や考えた事、家づくりの過程などを書いています。

今日は、「V2H」について書きたいと思います。

V2Hとは、「Vehicle to Home」の略で、電気自動車に貯めた電気を家で使ったり、太陽光発電で作った電気で電気自動車を走らせたりできる仕組みです。私は、現在ガソリン車に乗っているのですが、次に乗り換える時には電気自動車にしたいと思っているので、情報収集をする中でV2Hに目が留まりました。2035年までに新車販売で電動車100%の実現を首相も今年はじめに宣言されたところですし、社会の注目が集まっている技術のようです。

さて、電気自動車に乗る際は、ガソリンスタンドで給油ではなく、充電スポットで充電をすることになるのですが、多くの方は家で充電をされているのだろうと思います。V2Hとは、そのように家で充電する際に、家にV2Hがあれば、電力を車と家で共有して効率的な電力利用ができるようになる、という技術です。例えば、安い深夜電力を電気自動車に蓄電し、昼間に自動車の走行や家庭内の電力として使うことができます。電気自動車は一般的な家庭用蓄電池と比べると電気容量が大きいので、安い深夜電力をたくさん溜めることができ、節電効果が期待できます。また、太陽光発電を設置する場合は、昼間に発電した余剰分を電気自動車に蓄電し走行に使うこともできます。太陽光発電をした電気は電力会社が高く買い取ってくれますが、その買取価格が下がったら、V2Hを使って電気を自宅で利用するというのは合理的な選択なのかもしれません。太陽光発電との組合せは、災害で停電が発生した際などにも役立ちますね。また、ZEHとV2Hを組み合わせれば、電力の自給自足を家で実現するのも夢ではないのかもしれません。SDGsの脱炭素社会が本当に実現しそうと思わせてくれる技術です。

また、「2050年までに脱炭素」という政府の目標を達成するため、V2Hの補助金は比較的しっかりと整備されているそうです。滋賀県にも補助金があるようなので、チェックしたいと思います。ローコスト住宅や建売ではV2Hへの対応をどこまでしてもらえるのかわかりませんが、今後広まっていく技術だと思うので、聞いてみる価値はあると思います。私もこれからもう少し情報収集をして注文住宅の会社の方と相談しながら検討していきたいと思います。

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