高気密・高断熱の意外なメリット その2

こんにちは。

滋賀県で家づくりのための情報収集中、楓(かえで)です。このブログには、情報収集した事や考えた事、家づくりの過程などを書いています。

今日は、「高気密・高断熱の意外なメリット その2」について書きたいと思います。

前回に続き、注文住宅の設計士さんと話をする中で気づいた、高気密・高断熱(ZEH仕様など)の家の意外なメリットについて記事にします。その1の記事ではメリットを二つ書いたので、この記事では三つ目のメリットから。

メリットの三つ目は、厚い掛布団が不要なこと。冬でも室温が下がらないので、厚い羽毛布団などは不要で、薄手の掛布団や毛布で寝ている方が多いのだそうです。冬の朝、暖かい布団から寒い部屋に出るあのストレスがないというのはいいですね。また、冬にしか使わない厚い掛布団は、夏の時期には収納するスペースが必要です。しかも家族四人分となると押入れのかなりのスペースを占める事になるので、厚い掛布団を持たなくていいというのはスペースの節約になります。もし災害など冬に停電が起こった場合を考えると寒さをしのげるかな、と一瞬心配になりましたが、わが家にはキャンプ用の寝袋が家族の人数分あるので大丈夫でしょう。このようにして収納スペースの節約が効率的にできると、ライフスタイルに合った自分らしい新築の間取りができるようで嬉しいですね。

メリットの四つ目は、エアコンが家に1-2台でOKということ。高気密・高断熱仕様だと冷暖房費が低く抑えられるのは理解していましたが、エアコンの台数自体が1-2台で十分とは驚きました。個室にエアコンを設置する必要がないというのは見た目もスッキリするので嬉しいです。また、快適さの面でも、例えば狭い寝室の中でエアコンをつけていると、エアコンが効きすぎているように感じたり、風が気になったりして安眠できないという経験があります。1-2台のエアコンで家全体を冷房するようなスタイルだと、家全体が穏やかに冷房できるので、夏場も快適に睡眠がとれるのかもしれませんね。高齢者の中には、気温が上がっているのに、エアコンが苦手だからと冷房を使わずに熱中症になる方がいるというニュースも目にします。快適な室内環境をつくることは、SDGsの健康的な暮らしの実現にも寄与することになりそうです。

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